●ワンアクションブートモード切替って?
ボード上のトグルスイッチを右に倒し、フラッシュROM書き込みモードにする機能です。書き込みモード時は赤いLEDが点灯します。
●ワンアクションブートモード切替はなにが便利?
プログラムの開発は一般に プログラム作成⇒コンパイル、アセンブル⇒ダウンロード⇒実行 を繰り返します。従来の製品はダウンロード、もしくは
フラッシュROM書き込み時、DIPスイッチを動かし、モードを切り替える必要がありました。書き込み後はまた、DIPスイッチを戻し、実行させます。
この作業はめんどくさいだけでなく、物理的にDIPスイッチ操作部は小さいので、ピンセットなどで何回か操作を繰り返すとその部分が欠けてきてしまった
りしていました。
そこで、トグルスイッチを左から右に倒すだけで書き込みモードとなり、書き込み後、それを戻し、リセットスイッチを押すことにより、書き込んだユーザー
プログラムが動作する機能を付加しました。
つまり、プログラム開発中、DIPスイッチの操作は必要ありません。結果、書き込み前に必要な操作時間も短縮できました。
●誤書き込みは無いの?
トグルスイッチですので、簡単に右左動きます。ですので、その位置によらず書き込みができないプロテクト機能つきです。デバック終了時、アクティ ブにします。